マッサージ師やセラピストを自宅や宿泊先のホテル等に呼び、様々な種類の施術が受けられるサービス、それが「出張マッサージ」です。わざわざ街なかの店舗に出向かなくてもよい、という気軽さが受け、この「出張マッサージ」は今ではすっかりマッサージ・エステサービスの一形態として多くの方に認知されています。
通常、サービス提供者によって施術可能なマッサージの種類が決まっていますので、依頼者は自分の好み（マッサージの種類・営業時間帯・サービス可能エリア・料金等）に応じてインターネット上（サービス提供者の公式HPやサービスランキング・比較サイト等）で自分に最適なサービスを探すことになります。
気になるサービスが見つかったら予約はそのままウェブ経由で行う、もしくは電話1本で、となりますので、どなたでも気軽に利用が可能です。また、施術が出来るスペースさえあれば、自宅やホテル・オフィス等、自分がその時一番くつろげる場所に施術者を呼ぶことも可能です。店舗に通う時間が無い、そんな忙しい方にこそ利用をおすすめしたいサービス、それがこの「大森出張マッサージ」です。
幻の花街 大田区大森
大森と言えば、約3000年前のものと言われる大森貝塚や、かつての海べりの町の名残である海苔等が有名ですが、実は明治時代から戦中まで”花街”として栄えた町でもありました。
日露戦争後の好景気に沸き、大森海岸沿いは一大ビーチリゾートとしての開発が進み、趣向を凝らした料亭等が次々とでき、やがては芸妓を派遣する置屋もたくさん出来上がり、一大花街として人気を集めました。
昭和期に入ると、大森海岸芸妓組合も設立され、最盛期には400名近い芸妓を抱える一大歓楽街となりました。
戦後の復興期もそれなりの人気がありましたが、次第に海岸線は埋め立て地に変わり、リゾート地としての姿を失い始めたことをきっかけに、料亭や置屋は姿を消し始め、高度経済成長が終わりを迎えるころには消滅しました。
かつての花街はビルやマンションに姿を変え、風光明媚な海岸線も埋め立てられ、もはや幻となってしまった大森花街。
現在もかつての料亭跡や芸妓置屋の建物が一部残っており、当時の名残を探してみる旅に出かけてみるのも面白いのではないでしょうか？